教育賞について

福武哲彦教育賞と谷口澄夫教育奨励賞

「福武哲彦教育賞」は“岡山県の教育の進展に役立ちたい”という福武哲彦氏(元福武書店創業社長)の遺志を受け継いで昭和62年に設けられました。また「谷口澄夫教育奨励賞」は岡山県の教育界に大きく貢献し、当財団の初代理事長にご就任いただいた谷口澄夫氏の教育に対する情熱を受け継いでいただきたいと平成13年から継続している賞です。

教育賞受賞者写真
※氏名表記 · 略歴 · 顔写真は受賞当時の情報です。

2018年度 受賞者

福武哲彦教育賞

特定非営利活動法人 ハート・オブ・ゴールド(代表理事 有森裕子)
特定非営利活動法人 ハート・オブ・ゴールド

被災地や紛争地及び発展途上国の子ども達、障がい者、貧困層の人々に対して実施するスポーツや教育、その他活動により、人生にチャレンジするための「希望と勇気」を持てる機会の創出を目的に設立された団体である。中でもカンボジアにおける体育科教育の整備に対し、2006年から教育省担当官を育成しながら、共に小・中学校の学習指導要領と教員用指導書を作成し、地方の教育局担当官、現地の教員、教員養成校を巻き込んで、ワークショップや模擬授業、モニタリングなど、新しい手法で体育教育を普及してきた。この事業には岡山の多くの子ども達や教員が参加しており、カンボジアと岡山県の絆は深いものとなった。
開設当時より、国際理解教育の実践の場として、岡山県内の小・中・高校に協力して、異文化理解・グローバル人材育成に長年携わってきた。さらに2015年からは岡山大学との連携により、スタッフが岡山大学の講座に参加し、国際協力活動の実際について講義を行ったり、教員を目指す学生がカンボジアで模擬授業を行うなど、共育(共に育つ)活動を継続している。
全国的にも名高い団体でありながら、地元岡山でもマラソンや障がい者支援、また、グローバル人材育成に対する有意義な活動を継続的に行う姿はとても素晴らしく、岡山県の国際理解教育の振興に大きく貢献された。

谷口澄夫教育奨励賞

清板芳子 | 三宅医院心理臨床室 課長(元ノートルダム清心女子大学 教授)
清板芳子

臨床心理学・発達心理学・社会医学・公衆衛生学・健康科学が専門で、「虐待者の心理」「不登校児親の心理」「性同一性障害に対峙する親の心理」等を主な研究分野としており、地域社会へのサービスや児童臨床に関する学際的研究、また大学においては学部生教育に加え、大学院生の教育と研修を長く行ってきた。
また、県内の3歳までの子どもと保護者を対象に、子育て相談や大学院生が子どもと、心理臨床的視点をもって共に遊ぶ子育てサロン「のびのびseishin」を2003年度から実施するとともに、「清心こころの相談室」で心理臨床相談や公開講演会の活動を行うなど、カウンセリングの専門家として指導・助言を行ってきた。県主催の「子どもほっとライン事業」にも開設当時から関わり、相談員の資質向上と的確な対応を図るため、定期的に指導を行うなど相談体制整備に大きく貢献しており、県内の青少年健全育成への寄与が、今後一層期待される。

特定非営利活動法人 元気ッズ(理事長 谷口香里)
特定非営利活動法人 元気ッズ

子育て中の親が抱える不安や孤独感を解消するための環境・ネットワークづくり等の子育て支援活動を通して、すべての子どもと親が生き生きと心豊かに暮らせる地域社会を目指し、活動をしている。
親としての心構えを学ぶプログラムの開発や、子育てに対して不安を抱えている親同士が悩みを話せる場づくり、また、支援センターを利用する保護者が講師を務める講座の開催や、保護者主催のイベントを多数開催するなど、保護者同士の交流を深める機会を積極的に設けている。
県が推進する「親育ち応援プログラム」ではファシリテーターとして、鏡野町のみならず美作地域広域の地域ぐるみで子育て支援に取り組む基盤づくりに多大な貢献をしており、今後更にその活躍が期待される。

特定非営利活動法人 未来へ(理事長 藤本優)
特定非営利活動法人 未来へ

虐待や貧困、いじめ、家庭の問題などさまざまな生活環境に起因し、社会に出るための「生きる力」を備えることができず、ニートや引きこもりとなっている多くの若者が存在する。他人とのコミュニケーションがうまくとれず、子どもの頃からの失敗経験を積み重ねてしまった結果、社会に一歩を踏み出すことができなくなってしまったと考えられる。
このような子どもや若者が社会に出て自立するためには、特別な支援が必要となる。
地域の大切な人的資源であり大きなマンパワーである若者が、人口減少が進む地域で社会的自立を目指すことは、近い将来の地域活性化を大きく左右することにもなる。
人口が少ない地域だからこそ、若者の社会的自立を支援する施設や仕組みが必要とされるなか、「生きること」「働くこと」「お金のこと」「健康のこと」「家族のこと」など、生活の中で悩んでいることや、抱えているトラブルなど、『専門家集団チーム』がサポートし、その問題を根本から解決する方法を一緒に考えるといった活動は、これからの社会において必要となるものであり、若者の社会的自立支援に対し、今後更なる貢献が期待される。

平成29年度 受賞者

福武哲彦教育賞

橋本正巳(くらしき作陽大学子ども教育学部 教授)
橋本正巳

特別な支援を必要とする子どもたちの育成に対し、全国的に活動している。
平成21年にくらしき作陽大学に着任してからは、倉敷地区のみならず岡山県下の特別支援学校を訪れ、地道で質の高い支援を継続している。また、研究会・研修会では現在までに延べ510件の講師依頼を受けるなど、岡山県の特別支援教育の向上には欠かすことのできない存在である。
これらの活動は個人的な研究にとどまらず、子どもたちへの多様な支援を、保護者や家族、指導する保育者や教員、また特別支援教育を学ぶ大学生とともに、学びあいながら展開しており、地域学校との連携、地域社会への貢献は極めて大きく、学生にも社会への参画意識を育ませるなど、後進の育成にも尽力する姿が高く評価された。

谷口澄夫教育奨励賞

小倉理史(UNOICHI実行委員会 実行委員長)
小倉理史

UNOICHI実行委員長として、平成26年7月から「UNOICHI ~海が見える港のマルシェ~」をテーマに、宇野港の魅力発信・活性化に関する活動を地元高校生等と一緒に取組んでいる。この取組の中心には、地元高校生等が参画しており、イベントの企画、関係者との調整等や外国人観光客に対する“おもてなし”を全て生徒主体で行わせるなど、子どもたちが将来社会で生きていくためのスキルを身に付ける環境が整備されている。これは全国的にも珍しい教育モデルとなり得る活動であり、今後も生徒を陰で支える一番のサポーターとして、更なる活躍を期待する。

熊谷愼之輔(岡山大学大学院教育学研究科 教授)
熊谷愼之輔

社会教育学・生涯学習論を専門としており、岡山大学へ着任後、岡山県社会教育委員、おかやま子ども応援推進委員会アドバーザー等として、県内の学校支援、特に県内各地の学校支援地域本部の活動を支援するとともに、地域コーディネーターや学校支援ボランティア、行政関係者対象研修において講師を行うなど、地域の教育力の向上に貢献されている。研究にも熱心で、今後の岡山県の社会教育・生涯学習の推進への寄与が一層期待される。

NPO法人 みる・あそぶ・そだつ 津山子ども広場
NPO法人 みる・あそぶ・そだつ 津山子ども広場

昭和61年に「津山子ども劇場」として設立されて以来、長年にわたり、子どもの心豊かな成長を願って、優れた舞台芸術鑑賞と様々な体験活動を行ってきた。その後、その活動を基盤にNPO法人を立ち上げ、子育てや地域の活動等、県北地域を中心に様々な体験を通して子どもと大人が共に育ち合う環境づくりを目指して活動している。
「親子では難しいことも、仲間がいるからできる体験がある」の方針の下、今後、更に子どもの社会参画の機会の拡充や健やかな成長への貢献が期待される。

平成28年度 受賞者

福武哲彦教育賞

学校法人 おかやま希望学園
学校法人 おかやま希望学園

全国でもまれな小中併設の全寮制での教育により、不登校に悩んでいる県内外の子どもたちを受け入れ、将来社会の中で生きていくために必要な「生きる力」、「知・徳・体のバランスのとれた個性・社会性豊かな子ども」の育成に取り組んでいる。24時間の規則正しい生活リズムと、きめ細やかな教育により、自らの課題を見つめさせ、自立(自律)に向かわせることで、不登校を克服させ、多くの子どもたちを高等学校等へ送り出してきた実績は顕著である。また、不断の経営努力により学園存続の危機を乗り越え、昨年度創立20周年を迎えた功績が高く評価された。

谷口澄夫教育奨励賞

岡山県NIE推進協議会
岡山県NIE推進協議会

子どもの活字離れが進む時代にあって、新聞を教材にして「読む・書く・考える・表す・創りだす」力を身につけるため、県内の教育界、新聞社、通信社が連携して活動している意義は大きい。また、全国的にもめずらしい大学部会をはじめ、小・中・高それぞれに部会が設けられており、発達段階に応じた新聞を活用した授業づくりの発展・普及に大きな役割を果たしている。これらの活動は子どもの言語能力の育成だけでなく、岡山県の教育全体の充実に大きく寄与しており、高く評価されている。

岡山市立石井小学校
岡山市立石井小学校

グローバル人材育成に向けて必要な資質・能力を育てるため、平成17年度よりイマージョン教育推進モデル校として研究を進めてきた。担任と外国人講師による外国語活動や教科イマージョン学習と、週4回の短時間学習を関連させて行うなどの取り組みは、小学校英語の教科化の先駆けとなっている。また、英語による校内放送や掲示物など、英語に浸る環境づくりにも力を入れている。特に、年2回開催の公開授業研究会には、県内外から多くの教員が参加し、その実践的な研究成果は高く評価されており、今後も一層の展開が期待されている。

NPO法人 だっぴ
NPO法人 だっぴ

将来に不安を抱える中高生や大学生などの若者と岡山で活躍する社会人が、「生き方」や「働き方」について本音で語り合える場を提供する活動を積極的に行っている。これらの活動は、将来の地域づくりの担い手となる若者の成長を促し、自己肯定感や地域への愛着心の醸成にもつながっている。また、若者の社会参画を応援する仕組みとして、地域企業や行政機関、教育機関との連携した地域全体での取り組みは、岡山県の社会教育支援として広がっていくことが大きく期待されている。

平成27年度 受賞者

福武哲彦教育賞

こくさいこどもフォーラム岡山 (INTERKIDS)
INTERKIDS

20年の長きにわたり、一貫してグローバル教育に取り組んだ先見性と活動力が高く評価された。特に、未来を担う志ある高校生が世代や領域を超えて学び合う国際塾では、真の国際感覚を身に付けたグローバルリーダーを育て、現在11期生までの300名以上が卒塾し、世界で活躍している。また、近年ではESDを取り入れたイベントを開催するなど、新たな観点を備えた人材育成に尽力している功績も称賛された。

谷口澄夫教育奨励賞

板倉真由美 | 岡山市立第三藤田小学校 教諭
板倉真由美

氏は中学校区4校の研究の中心となり、各校の独自性を活かしたESD(持続可能な開発のための教育)を実践してきた。特に、地域性や学校支援ボランティアを活かして行った様々なプロジェクトは、学校と地域住民をより強く結びつける原動力となり、地域活性化にも繋がった。その成果をユネスコスクール世界大会-第6回ユネスコスクール全国大会-や、ESD世界会議で岡山市代表として発表するなど、氏の活動が高く評価された。

合唱団こぶ
合唱団こぶ

平成4年に合唱団こぶの前身である総社東中OB合唱団として結成以降、総社市の文化的行事や記念行事に積極的に出演したり、数々の合唱コンクールでも高く評価されたりするなど実績を積んでいる。団員メンバー各々の資質も高く、指揮者の指導力と熱意は組織の団結力をより強固なものにしており、音楽に対する真摯な姿勢と取り組みは後進の手本となるものであると高く評価された。今後も県内外へ向け、歌の力による地域活性化の活動を広く発信されることが期待される。

ハーモニーネット未来 認定NPO法人子ども劇場笠岡センター
ハーモニーネット未来 認定NPO法人子ども劇場笠岡センター

昭和62年の設立から精力的な活動を継続しており、子どもだけでなく保護者や地域の幅広い年齢層に対して、文化・自然・生活体験活動や創造活動等の推進、社会体験や社会参画の機会の拡充などに注力されている。県や市と連携を図るとともに、文部科学省委託事業を積極的に実施するなど、子どもの豊かな成長と、今を生きるすべての人が安心して生活できる地域社会の創出に寄与している。また、県下第一号の認定NPO法人として活動実績を確立したことも高く評価された。

平成26年度 受賞者

福武哲彦教育賞

佐々木美行 | 倉敷市立旭丘小学校教諭
佐々木美行

小学校教諭として勤務する傍ら、平成5年に倉敷フィギュアスケーティングクラブを設立し、自ら監督として20年以上ほぼ毎日指導に尽力。指導に当たった選手は約250名。とりわけ、バンクーバーオリンピックで銅メダルを受賞した髙橋大輔選手の恩師としても名高いが、学校教育を離れたところでもフィギュアスケートというスポーツを通した地道で献身的な青少年の健全育成、そして県内の若手選手の育成と普及に尽力を続けるなど、岡山県の学校教育のみならず、社会教育の向上に果たした功績は大変大きい。

谷口澄夫教育奨励賞

岡山県立総社南高等学校ダンス部
岡山県立総社南高等学校ダンス部

県内のみならず、国内外のダンス大会へも数多く出場し好成績を収め、岡山県のダンスにおけるリーダー的役割を担う学校である。また、県内では大会参加のみならず地域行事等への積極的な参加、他校のダンス部との積極的な交流を通して、近隣の中学校や県内高校のダンスレベルの引き上げに大きく貢献している。

山陽女子高等学校地歴部
山陽女子高等学校地歴部

平成20年度から瀬戸内海の海底ゴミ問題に取り組んでいる。漁獲量の減少で直接被害を受けている漁業者の協力を得て、海底ゴミの回収活動を行うとともに、実態解明に向けた調査研究を行い、研究成果を国内外の大会等で発表し高い評価を得ている。また出前授業や講演会の講師を務めるなど、得た知識を積極的に地域へ還元する活動も行っている。

平成25年度 受賞者

福武哲彦教育賞

佐藤元信 | 元金光学園中学高等学校校長
佐藤元信

15年間の県立高校勤務後、昭和53年から33年間にわたり金光学園に奉職し、校外でも私学教育関係の要職を歴任するなど、広く岡山県の私学教育発展に貢献した。金光学園では校長に就任した平成8年から心の教育を重視した宗教的情操教育を展開し、毎週自ら教壇に立ち授業を行う姿勢は他の模範となり、教員の資質向上へと繋がった。また平成18年には探究クラスを開設。将来の専門性につながる「学び」を指導・教育する、先進的でユニークな教育内容の発展にも寄与した。

谷口澄夫教育奨励賞

飯田純子 | 美咲町立旭小学校支援地域コーディネーター
飯田純子

平成20年度、県下に先駆けて旭小学校支援地域本部ボランティアコーディネーターとして活動を始め、ボランティアを学校に取り入れた学習支援活動、環境整備活動、登下校の安全活動等に取り組んでいる。平成23年に旭小学校が受賞した、優れた「地域による学校支援活動」の文部科学大臣賞にも氏の活躍が影響している。

岡山県産業教育振興会
岡山県産業教育振興会

専門学科に学ぶ高校生等の学習を支援し、地元岡山のみならず我が国の次代を担う産業人を育成することを目的に昭和27年に設立された。以来、産業教育に関する調査研究、教職員の資質向上、産業界・関係機関・産業教育現場との連携等の取組を続けている。生徒のチャレンジ精神、実践力、課題解決能力等の向上に大きな役割を果たした。

特定非営利活動法人 タップ
特定非営利活動法人 タップ

平成18年から、学童期・思春期の子どもの放課後の居場所づくりとして学習の支援や文化普及活動を行っている。また、安心して子育てができる多様な環境づくりを地域市民協働で行い、不登校傾向や非行傾向にある子どもやその保護者に対して家庭での基本的な生活習慣を整えるような支援を行い、一人一人のつまづきに応じた学習支援を行うなど、きめの細かい支援は学校や地域からの評価も高い。

平成24年度 受賞者

福武哲彦教育賞

千葉喬三 | 学校法人就実学園理事長
千葉喬三

平成17年から国立大学法人岡山大学長に就任し、積極的に大学改革と先進的施策を推進し、岡山大学を「学都」と命名し、中四国の学術拠点として躍進させるなど、任期中にめざましい成果を挙げ、文科省からもその実績は高く評価されている。特に、大学院教育の制度整備を推進し、理工系、医歯薬系、人文社会系、教育系のすべての研究科において斬新な教育体系を取り入れたことは特筆に値する。さらに、岡山大学退官後の平成23年6月からは、学校法人就実学園理事長に就任。岡山市初の「こども園」を開園するなど、一貫した私学教育の充実・発展に尽力した。

谷口澄夫教育奨励賞

安藤由貴子 | 美作市立梶並小学校非常勤講師
安藤由貴子

平成17年より美作地方の歴史や郷土の先人が成し遂げた偉業を絵本にする活動を行っており、今日までに5冊を発行。その絵本を教材用DVDにして美作市内の小学校に寄贈している。現在も新たな絵本を制作中である。これらの作品はていねいな聞き取りや現地調査に基づいて作成され、子どもたちに故郷への理解と愛情を持ってほしいという強い思いが込められている。郷土愛に満ちた絵本を執筆する氏の益々の活躍が期待される。

佐藤雅代 | 山陽学園大学教授
佐藤雅代

平安中期から院政期にかけての和歌の表現史の解明を主な研究テーマとしており、大学では日本古典文学や文章表現に関する講義・演習を担当している。平成13年以来、市民を対象とする各種の教養講座を積極的に担当し、広く古典文学に対する興味・関心を呼び起こし、聴講生から高い評価を得ている。平成23年には山陽新聞「ちまた友の会」で投稿読者を対象として文章表現について講演するなど、さらに活動の場を広げて活躍している。

松尾綾子 | 倉敷市立味野小学校教諭
松尾綾子

中学校演劇部顧問として、脚本作りから舞台演出まで一貫して行い、子どもたちの表現力を高める優れた学校演劇の指導者として、また「演出家」「シナリオ作家」としても全国的に知られている。平成22年に開催された国民文化祭おかやま2010では、「蒼月25時、キミの広場で」の舞台製作とともに自作の脚本が絶賛され、平成23年の倉敷市創作舞台育成事業での演出を担当したミュージカル「最後の五匹」は満場の喝采を浴びた。

平成23年度 受賞者

福武哲彦教育賞

戸村彰孝 | 元岡山市教育委員会教育長
戸村彰孝

昭和49年から岡山県教育委員会事務局、県立高等学校長を歴任した後、平成7年から岡山市教育委員会教育長に就任し、常に将来を見据えたビジョンを持ちながら、岡山の教育の充実・発展のために取り組まれた。特に岡山市中心部の中学校再編において長期的視野に立った教育環境づくりを目指し尽力。平成11年には公立学校として全国初の併設型中高一貫校「岡山市立岡山後楽館中学校・岡山後楽館高等学校」を開校させた。平成13年からは岡山商科大学附属高等学校長として私学教育の充実発展にも貢献した。

谷口澄夫教育奨励賞

服部由利香 | 元岡山市立後楽館中学校教諭
服部由利香

国語科教育において、教科指導のみならず岡山県教育委員会が委嘱する授業改革協力員として、意見文を論理的に書く力を育てるにあたっての効果的な手だてを追究し、県内の国語教育向上に多大な成果をあげている。平成21年からの2年間、道徳主任として研究に取り組み、「後楽館道徳」の構築へと踏み出し、「心の教育」の推進について学校評価にも現れる成果をあげている。専門的な知識によるところだけでなく、誠実で温厚な氏の人柄と細やかな調整力の賜であり、他の教員の範となるものとして今後の活躍にも期待される。

岡山県立岡山操山中学校
岡山県立岡山操山中学校

平成14年に開校以来、県立学校初の併設型中高一貫教育を行う中学校として、「高い志」、「確かな学力」、「豊かな人間性」を教育方針として掲げ、母体となる岡山操山高等学校と一体となった教育活動を展開している。学校独自の教科「コミュニケーション」を開設し、これからの社会に必要なコミュニケーション能力やICT活用能力等の育成を目指している。この成果はディベート甲子園で中国・四国地区トップレベルの成績を常に獲得するなど具体的な結果として実を結んだ。

総社市立総社西中学校
総社市立総社西中学校

「西中の特色・長所を伸ばす指導を発展させ、生徒の自己肯定感を高める」ことを指導目標に掲げ、学校行事では、体育会閉会式の校歌を全校生徒が熱唱することで共に感動を分かち合い、団結力・仲間意識を培わせるため全校合唱集会も開始した。行事を通して、生徒たちには何事にも前向きに取り組む姿勢が培われ、保護者地域から信頼される学校づくりにもなっている。また、学校の活性化が進み、部活動での活躍も顕著になってきた。そして、規律ある授業態度の醸成や学習意欲の向上にも繋がり、学力も大きく向上している。

平成22年度 受賞者

福武哲彦教育賞

山本力 | 岡山大学大学院教育学研究科教授
山本力

長年にわたって不登校問題に取り組み、教育相談等を通して解決に尽力してきた。平成12年に開設した小・中・高校生を対象とする電話相談「子どもほっとライン」ではスーパーバイザーとして事業に関わっている。相談員となる学生ボランティア養成のための講座では、電話相談の基本的なあり方やカウンセリングに関する知識・技術習得などの資質向上だけでなく、子どもを取り巻く問題等、相談内容に的確な対応を図るための指導助言を行うなど、内部環境のコーディネート力が評価された。

岡山県立久世高等学校
岡山県立久世高等学校

農業科、家庭科の特色を生かし、学校全体で「食と農」に関わる地域との交流・連携活動を継続的に実践している。この活動は真庭市の食育推進に無くてはならない存在として地域からも多大な評価を受けている。学校内に留まらず、校外の異年齢の人々との交流・連携活動に取り組む中で生徒自身の視野や人間関係を広げ、コミュニケーション能力を身に付けるとともに、豊かな心を持った、地域で活躍できる人材育成に大きく寄与している。

谷口澄夫教育奨励賞

床勝信 | 岡山市立灘崎中学校主幹教諭
床勝信

平成18年から3年間、学力・人間力育成推進会議のIF(イフ)プラン実践モデル地域として灘崎中学校区の中心的役割を担い、保幼小中と地域が連携した実践に向けての基盤づくりから着実に成果を挙げた。また指定期間終了後も積極的にその成果を全国へ発信し、県内各地の研究会でも講師、助言者として参加するほか、後進の指導にも尽力している。

岡山県立岡山工業高等学校
岡山県立岡山工業高等学校

機械科・土木科・化学工学科・デザイン科・建築科・情報技術科・電気科の全7科がそれぞれの専門性を活かし、一体となって地域との連携に取り組んでいる。奉還町商店街活性化事業のひとつ「小判君神社プロジェクト」で製作された木造神社は、地域の新名所となっており、商店街の活性化に大きく貢献した。積極的に地域との連携に取り組むことは、専門性の深化と同時に社会に貢献できる実践的な人材の育成にも繋がるとして今後の期待も大きい。

「川柳でつなぐ地域と学校」推進協議会
「川柳でつなぐ地域と学校」推進協議会

川柳の町として知られる久米南町は、川柳を学校教育に取り入れ、川柳を通じて地域と家庭、学校が一体となって子どもたちの教育に当たるユニークな取り組みが成果を挙げている。取り組みを始めて3年が経過し、町内小中学校の児童生徒は地域の方との交流により、感謝の気持ちや思いやりの心が育ってきている。また地域と保護者、学校との連携がより一層深まりを見せてきた。過疎化、少子化の問題を抱える久米南町に活気を与えるこの活動に、今後も大きな期待が寄せられている。

美作市立美作中学校吹奏楽部
美作市立美作中学校吹奏楽部

平成18年から、中国大会、全国大会において素晴らしい成果を挙げる一方、地域で行われる各種行事へ積極的に参加し、その場を大いに盛り上げる生徒たちのマーチング演奏は、地域活性に大きな役割を果たしている。特に昨年夏には美作地域が大水害を受ける中、吹奏楽部は全国大会へ2回出場し、いずれも賞を獲得するといった明るいニュースで地域市民に夢と感動を与えたことが高く評価された。

NPO法人 子ども達の環境を考える「ひこうせん」
NPO法人 子ども達の環境を考える「ひこうせん」

平成13年の発足以来、乳幼児や小学生、中高生、さらに保護者を対象とした子育て支援事業に取り組んでいる。平成17、18年度には文科省の指定事業を受託するなど、先進的な事業にも取り組んでおり、活動範囲を広げ、岡山や倉敷でのセミナーにも実行委員として参加するなど、他団体との連携やネットワークの構築にも尽力されてきた。

平成21年度 受賞者

福武哲彦教育賞

太田健一 | 元山陽学園大学教授
太田健一

明治維新、地租改正、地主制の研究者として頭角を現し、「日本地主制成立過程の研究」では学界の注目を浴び、その成果は高く評価されており、岡山県下の近代史研究第一人者ある。岡山の隠れた偉大な人物の発掘や研究、紹介においても多大な業績を残している。備中松山藩の山田方谷、塩業史では野﨑武左衛門、野﨑武吉郎、関谷学校研究では西薇山、白岩龍平、その他次田大三郎の日記を出版する等、高校・大学に勤務する傍ら数十年にわたって著作や講演活動を続け、岡山県の近代史の調査研究に多大な貢献をされている。

竹内昌彦 | 岡山県立盲学校講師
竹内昌彦

小学校2年生のとき失明。昭和29年、岡山盲学校へ入学。卒業後、東京教育大学へ進学。昭和43年、卒業と同時に盲学校の教諭に就任され、平成11年から6年間、教頭として活躍。さらに退職後も続けられている自身の体験をもとにした講演活動は、児童生徒や一般の方々が人権や生き方を考える機会となり、視覚障害や視覚障害教育・盲学校についての理解啓発活動としても非常に大きな役割を果たしている。アジアの目の不自由な子どもたちのための盲学校建設に意欲を燃やす献身的努力も高く評価された。

谷口澄夫教育奨励賞

小野秀明 | 元矢掛町立矢掛中学校教諭

矢掛中学校が取り組むソーシャルスキルやキャリア教育の導入による総合的な学習時間の充実、いじめや不登校問題の解消について、校内のミドルリーダーとして、修学旅行にキャリア教育の導入や、いじめ問題に生徒自らが取り組む組織づくりを指導するなど、意欲的な教育活動を行っている。顧問を務めるバレーボール部では技術面の指導だけでなく、「清掃に学ぶ」と題して通学路や校内清掃等を行い生徒の心の育成にも力を尽くしている。

清水久仁子 | 倉敷市立大髙小学校教諭

教諭として採用以来30年間、特別支援教育一筋に係わってきており、豊富な経験を生かして、倉敷市就学指導委員会、通級指導運営委員会など多くの役職を担うとともに実態に合った適切な指導を行ってきている。このことは児童生徒の状況改善につながり、保護者から厚い信頼が寄せられている。

筈井淳 | 明誠学院高等学校教諭

明誠学院高等学校特別芸術コース書道系創設とともに着任し、同時に書道部顧問に就任。以来「自主性を重んじ、作品制作を通して人間力を鍛える」ことを第一義とした指導をしており、生徒の作品が各種書道展で輝かしい実績を残している。また、書道を通して留学生との交流を行うなど異文化交流にも積極的に取り組んでおり、今後、岡山県書道界の躍進に寄与されることが期待されている。

津山市立北陵中学校吹奏楽部

岡山県吹奏楽コンクールで5年連続金賞、全国大会でも3年連続金賞受賞という素晴らしい成果を挙げている。同時に部員たちの生活態度や行動は学校や地域において模範となっている。小学校や施設での訪問演奏、地域の行事へ積極的に参加するなどの活動が、津山市、岡山市の音楽教育の推進に大きな役割を果しており、ますますの活動が期待される。

特定非営利活動法人 リスタート

平成8年から民間支援団体を立ち上げ、「不登校・ひきこもり支援」を目標とした活動を行ってきているが、平成18年から法人化するとともに支援対象者をニートの若者に拡げ 訪問やイベント開催等を行って就労・就学を通した社会復帰をめざしている。現在まで延べ2200名に支援を行い、そのうち約60名が社会復帰を果たしており、今後の活動にも期待が寄せられている。さらに、最近では、岡山県内全域を中心に中国地方、近畿地方まで自立支援活動を広げている。

平成20年度 受賞者

福武哲彦教育賞

柴田一 | 元就実大学学長
柴田一

大学卒業後から後期中等教育の現場で尽力され、平成13年度からは大学長として高等教育の推進に多大な足跡を刻んできた。学術研究においても「近世大名の領国経営の実態解明」の課題に取り組み、岡山藩及びその周辺の政策施策と人物に関する研究で多くの実績を残している。学術研究に対する姿勢は、臨地主義と人間中心主義の徹底にある。多数の市史・町史編纂事業においても監修・執筆・指導と中心的役割を果たしており、その成果に対する評価の高さは、氏が学術研究によって培われた手法の有効性を物語っている。

岡山県立津山商業高等学校
岡山県立津山商業高等学校

県北地域のビジネス教育の拠点として、インターンシップや地域と連携した学習活動をカリキュラムに取り入れ、その実践を継続的に行っている。特に平成19年度からは地域ビジネス科を設置して地域の産学官の連携により、急速に変動する社会環境や産業構造に柔軟に対応できる人材の育成や、問題解決能力が高く、想像力豊かな人材の育成を目指し、その成果が注目されている。

谷口澄夫教育奨励賞

全円子 | 岡山商科大学講師

在日韓国人の次女として岡山市に生まれた。在日韓国人であるが故に様々な制限を受けてきたが、教師になる夢を叶えた岡山県で初めての在日教師である。また、小学生時代から卓球の選手でありながら、当時、韓国籍を理由に大会の出場資格さえ与えられない状況の中、それらを乗り越え現在は卓球部監督として生徒を指導している。「在日として生まれたことに幸せを感じつつ、日韓両国の間に大きな交流の橋を架けていきたい」という明るく前向きな姿勢は、国境を越えて評価されるべきものである。

保野孝弘 | 川崎医療福祉大学教授

「早寝早起き」や「毎日朝食をとる」など子どもの生活リズムの乱れが指摘されるなか、平成18年、岡山県で開催された全国フォーラムで氏はそのプロジェクトリーダーとして尽力した。また、学校や教育委員会などから多くの依頼を受け、専門である睡眠や基本的生活習慣の大切さについて指導するとともに、子どもの生活リズム向上に向け、学生達を巻き込みながら先進的な取り組みを展開している。その活躍は、生涯学習・社会教育の指導者として今後も大きな活躍が期待される。

岡山県立矢掛高等学校

平成16年度、高校再編整備により普通科単位制の新しい高等学校として発足した本校は、前身校で行なっていた環境教育の実践を継承し、特色ある教育活動の一つとして学校設定教科「環境」を開設した。地域の環境に関するボランティア活動にも積極的に取り組み、さらには様々な事業を通じて多くの関連機関・団体との連携を図りながら、ESD(持続可能な開発のための教育)の取り組みを推進し、成果を上げている。

倉敷市インクルージョン推進事業全体協議会

支援を必要とする子ども達の地域での就労に向けて、本協議会が母体となり、学校・地域・保護者・企業・行政などが力を合わせて仕事体験(ぷれジョブ)に取り組んでいる。障害のある子どもたちを小中学生のころから地域ぐるみで継続育成する活動は日本で初めての取り組みである。成果も地域での就労という形で除々に現れており、倉敷市内のみならず県内の他市や全国へと広がり、今後の可能性の大きさが感じられる。

明誠学院高等学校チアリーディング部 GAIAS

平成17年、チアリーディング部創設時より15名の部員により活動を開始。大会練習の合間も、地域の子どもたちやお年寄り、ハンディキャップを背負った人々と交流を持つため、様々なイベントに積極的に参加した。そして昨年の夏、念願のJAPAN CUPの出場を果たした。彼女たちの合い言葉は「感謝」。感謝から生まれる元気と笑顔は学校や地域に感動を与え続けており、岡山県の教育にも今後ますます貢献できる団体として大いに期待される。

平成19年度 受賞者

福武哲彦教育賞

佐藤曉 | 岡山大学教育学部教授

平成12年度より岡山大学教育学部障害児教育研究室に勤務。障害児教育臨床を専門として、「臨床」の視点からの実践研究が知られている。平成12年度から「学習障害児に対する指導方法等に関する実践研究」では専門家チームのリーダーとして研究を推進。その際、岡山市内の学校園を精力的に回り、子どもの支援について丁寧な指導を行った。個々の事例に対する指導だけでなく、学校園の特別支援教育の体制を構築するための指導を展開し、各学校園の支援体制の充実と市全体の特別支援教育の向上に大きく貢献した。

岡山県立倉敷中央高等学校

平成8年度に岡山県の公立高等学校で初めての福祉科が設置され、それ以降学科を越えて、学校全体による継続的なボランティア活動に熱心に取り組んでいる。地域からの期待や信頼も高くボランティアの依頼も多い。そこで、校内運営組織に「ボランティア活動係」を設け、学校外からのボランティア情報の収集・提供、生徒への募集・調整・指導を行うなど基盤整備を充実させている。

谷口澄夫教育奨励賞

秋山繁治 | ノートルダム清心学園清心中学校・清心高等学校教諭

熱心な教科指導と、地道な教材研究への取り組みは、生物学研究の分野においても数多くの業績を上げることにつながっている。校内における教育活動の推進にも積極的で、平成18年度生命科学コース新設や平成18年度文部科学省指定スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定等の大きな原動力となった。全国で初めての私立女子校としてSSH指定を受けたことにより、女性の科学分野での活躍を支援できる女子校での教育モデルの構築に力を入れ、教育課程の編成や他大学との連携した教育システム作りに取り組んでいる。

岡野浩美 | 小田郡矢掛町教育委員会指導主幹

国際理解教育、とりわけ英語活動のあり方について強い関心と意欲を持って研究を継続し、「豊かな心をもち、コミュニケーションを楽しむ子どもの育成」をテーマに研究するなど、矢掛町における英語活動の推進にリーダーシップを発揮している。特に矢掛町が平成17年度より展開している「個性的教育推進プロジェクト」では英語活動推進部長として年間指導計画や活動内容の検討・策定や保・幼・小・中の連携のあり方の研究及びALT、CIR(国際交流員)のコーディネーターとして英語活動の推進に寄与している。

末廣聡 | 岡山県立備前緑陽高等学校教諭

専門である数学の授業改善に積極的に取り組み、特に、微分にグラフ電卓を生かす実践研究・公立中高一貫校の数学教育の試み・総合学科の現状と課題など、その研究成果を全国的な大会で発表するなど、岡山県の数学教育の推進に大きく貢献している。岡山県教育委員会などからなる実行委員会が開催した、「“理数に挑戦!”中学生大集合」の実行委員としても意欲的に推進し、常に熱心に取り組む姿勢は他の模範となっている。

NPO法人 ふれあいサポートちゃてぃず

平成12年に「子育て広場・コミュニティカフェほっとちゃてぃ」として活動を開始後、平成15年にはNPO法人となり、子どものイベント企画、出張読み聞かせ、子育てサポーターの人材育成の講座、子育て広場やコミュニティ広場の開催等、積極的な活動を行っている。文部科学省の「地域子ども教室推進事業」を受託し、放課後や休日の安全で安心な子どもたちの居場所を提供し、様々な体験活動や、交流活動を行うと共に、それらの活動を通して地域の大人と子どもたちとの絆作りは全国的にも注目されている。

ブルー スカイ ブルー NISHIYAMA

高梁市立西山小学校の全児童と教職員で編成されている隊は、結成から15年目を迎え、現在では同校の特色となっている。練習では高学年の児童が高学年としての自覚を持ち、低・中学年の児童に優しく指導し、また、低・中学年の児童は自分のパートを一生懸命こなそうと努力するなど、少人数の良さを生かした西山小学校の良い校風を培っている。

平成17年度 受賞者

福武哲彦教育賞

社団法人ガールスカウト日本連盟岡山県支部
岡輝中学校区地域学校協議会

谷口澄夫教育奨励賞

井上昭三 | 学校法人希望学園 学園長
大島修 | 岡山県立鴨方高等学校教諭
藤枝茂雄 | 岡山県教育庁指導課指導主事
倉敷市立万寿小学校
高梁市立高梁中学校

平成16年度 受賞者

福武哲彦教育賞

伊澤秀而 | 倉敷市立短期大学学長
佃幸男 | 岡山県青少年総合相談センター所長

谷口澄夫教育奨励賞

早島町立早島小学校
安藤きよみ | 倉敷市立連島北小学校教諭
糸島耕太郎 | 総社市立常盤小学校教諭
山部英之 | 井原市立井原小学校教諭

平成15年度 受賞者

福武哲彦教育賞

髙旗正人 | 岡山大学名誉教授
岡山県立鴨方高等学校

谷口澄夫教育奨励賞

延堂雅弘 | 岡山市立岡輝小学校教諭
津田秀哲 | 岡山県立瀬戸南高等学校教頭

平成14年度 受賞者

福武哲彦教育賞

高木浩朗 | 前井原市教育委員会教育長
岡山県立興陽高等学校

福武教育奨励賞

高木弘子 | 井原市立高等学校校長
竹内秀明 | 岡山市立芥子山小学校教諭
辰田芳雄 | 岡山県立岡山朝日高等学校教諭
長瀬眞由美 | ベル学園高等学校教諭
山本茂 | おかやま山陽高等学校教諭

平成13年度 受賞者

福武哲彦教育賞

岡山県立精研高等学校

福武教育奨励賞

久山将弘 | 岡山市立岡輝中学校教諭
藤本貴司 | 岡山県立岡山城東高等学校教諭

平成12年度 受賞者

福武哲彦教育賞

原田三代治 | 岡山県山陽高等学校校長
岡山県健康の森学園
岡山県立岡山東商業高等学校

平成11年度 受賞者

福武哲彦教育賞

学校間連携委員会
岡山県臨床心理士会
就実高等学校・中学校

平成10年度 受賞者

福武哲彦教育賞

赤枝郁郎 | 赤枝皮膚科医院委員長
岡山県立高松農業高等学校
古都(こず)の子供を育てる会

平成9年度 受賞者

福武哲彦教育賞

渡辺和子 | ノートルダム清心学園理事長
岡山県立岡山城東高等学校
岡山県立東岡山工業高等学校

平成8年度 受賞者

福武哲彦教育賞

奥山桂 | 前岡山市教育委員会教育長
岡山県教育振興会
岡山市立太伯小学校幼稚園PTA

平成7年度 受賞者

福武哲彦教育賞

青山静 | 岡山要約筆記クラブ会長
村松勲 | 就実高等学校教諭
井原後月の教育史を語る会実行委員会(井原後月教育センター)

平成6年度 受賞者

福武哲彦教育賞

三澤和昭 | 吉備高原学園高等学校校長
岡山県高等学校芸術文化連盟
津山市教育相談センター鶴山塾

平成5年度 受賞者

福武哲彦教育賞

林美知子 | 元岡山市教育委員会指導課嘱託
岡山県立水島工業高等学校
岡山県教育工学研究協議会

平成4年度 受賞者

福武哲彦教育賞

片山嘉女子 | 元岡山市教育委員会学事課嘱託
岡山県国際理解教育研究会
岡山市立岡輝中学校

平成3年度 受賞者

福武哲彦教育賞

小林真寿江 | 新見女子高等学校校長
原田宣祐 | 元岡山市立東山中学校教諭
岡山市立平福小学校

平成2年度 受賞者

福武哲彦教育賞

橋本進 | 中国短期大学理事長
岡山県立笠岡商業高等学校
倉敷市立茶屋町小学校

平成1年度 受賞者

福武哲彦教育賞

金重博之 | (社)岡山県精神薄弱者育成会会長
倉敷市立味野中学校
岡山県立烏城高等学校

昭和63年度 受賞者

福武哲彦教育賞

森嘉吉 | 学校法人金山学園理事長
三島一夫 | 元倉敷市教育委員会教育長
岡山市立旭操小学校

昭和62年度 受賞者

福武哲彦教育賞

荻田昭三 | 岡山県立高松農業高等学校校長
木村岩治 | 前津山洋楽資料館館長
倉敷市立多津美中学校