多世代交流 みんなの広場 まんなか
代表者:岡田直子 所在地:岡山市 設立年:2021年 メンバー数:10名 助成年度:2023年度 教育文化活動助成
活動の目的
- 乳幼児親子の孤立を防ぐ/「気軽に立ち寄れる広場」を開けておくことで、産後身近に相談できる場所を知ってもらい、妊娠前から地域と繋がり子育て仲間を増やす。産後うつの防止や虐待防止の早期発見に繋げる。
- 乳幼児親子の遊び場、小学生の放課後学習や体験活動/夏の暑さや遊び場の減少とコロナ禍で、子育て環境が大きく変化した。子どもたちが多様な人とふれあい、自分で考え、自由に過ごせる環境を作り、子どもの健全育成に繋げる。
- 父親の育児参加を促す/育休制度の改正により、育休取得が増える中、父親支援がまだまだ追い付いていない。父親もより子育てに参加しやいように事前に知識や体験を行う。
- 多世代交流/地域の方、多世代で交流することで、顔見知りを増やし、子どもたちのことを知ってもらう。子どもたちの遊びの環境を良くし、防犯や防災にも繋げる。
活動の内容及び経過
【多世代交流みんなの広場まんなか】全18回4/19、4/26、5/17、5/31、6/3、6/14、7/1、7/5、7/29、8/5、9/9、9/21、10/7、11/5、12/2、1/17、2/21、3/13
【講座】不登校・行きしぶりの子ども親の会│母親向けスマイルプログラム離乳食、防災、わらべうた、抱っこ(全4回)│運動会│父親向けスマイルプログラム沐浴、育児参画について、抱っこ(全6回)│簡単発達運動遊び│アクセサリー作りワークショップ│スマホ講座│サマーフェスティバル
【内容】父親・母親が子育ての知識を得るととともに、近い月齢の親同士での繋がり作りに連続講座。コロナ禍で運動会が縮小されているため、パン食い競争、二人三脚と学校ではすることないメニューで行った。子どもの発達に関する講座や子育て中の親がふっと息抜きができる講座をもりこんだ。他、地域の行事に参画した。
活動の成果・効果
【広場参加者】合計632名平均35名/1日
【講座参加者】不登校親の会4/194名、1/174名│母親向けスマイルプログラム離乳食4/266名、防災5/175名、わらべうた6/148名、抱っこ7/511名│運動会5/3149名│父親向けスマイルプログラム沐浴6/32名、10/70名、育児参画について7/13名、11/50名、抱っこ8/516名、12/212名│簡単発達運動遊び9/911名│アクセサリー作りワークショップ2/217名│スマホ講座9/2110名│サマーフェスタ7/29216名
【成果・効果】父親・母親向けの連続講座は参加してよかったという声ばかりだ。地域の要望でスマホ講座の開催、サマーフェスタへも参加した。地域との繋がりを深め、まんなかさんねと行ってもらえることも増えた。昨年度の倍近くの寄付が集まった。
今後の課題と問題点
後半の父親向け講座はコロナ禍で中止されていた市の沐浴講座が再開したためか、思った集客ができなかった。私たちは活動を始め、すぐにコロナ禍に入ったため、居場所も開いているところが少なく、イベントもあまりなかったので集客できていたのかもしれない。居場所のあり方や参加者層、参加したい講座なども変わってきた。
父親が育休取得中に広場に訪れることも増えてきた。父親支援のあり方は、子育てについて知ってもらうことから、より理解を深めてもらう、また父親だけでなく周囲への啓発活動になっていくだろう。
3年間NPOとして広場活動を中心に行ってきたが、今の広場活動のみでは継続が難しいと感じている。母親たちの育児サークルから始まった活動なので、知識なども乏しく、収益事業や寄付などの財源確保に向け、前向きに考えて行きたい。