4月25日(日)に玉島文化センターで「創立60周年記念吟と舞のつどい」を開催
団体名:一般社団法人哲泉流日本吟詠協会中国地区支部連合
代表者:河田千春 所在地:倉敷市 設立年:1961年 メンバー数:229名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
代表者:河田千春 所在地:倉敷市 設立年:1961年 メンバー数:229名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
活動の目的
- 会員の志気発揚。15年ぶりに会全体の発表会を開催することで、会員全体が生き生きと吟剣詩舞にとりくめるようにする。
- 吟剣詩舞の魅力を普及する。吟剣詩舞を知らない方々にその魅力を知っていただく。
- 詩吟の多様性を追求する。子どもたちに理解できる題材、漢詩や和歌だけでなく、多様な詩材とそれに相応しい多様な旋律・演奏形態を提案する。
活動の内容及び経過
- 「50人のオーケストラと100人の混声合吟」という呼びかけに、4県120人が流派を超えて呼応し、譜面もでき、練習を進めたが、コロナ禍のため多人数の出演は断念した。練習を進める中で、会員の志気は大いに高まった。
- 1年延期の大会では、プログラムの大幅組み替えを余儀なくされたものの、お客さまにとって魅力的な演目を組んだ。子どものための『アンパンマンになって扇子でおどろう』『桃太郎』、詩吟への新しい提案である、混声四重合吟『雨ニモマケズ』、お芝居と吟剣詩舞が渾然となった『維新の風』を上演した。
活動の成果・効果
- 混声四重合吟『雨ニモマケズ』は、初めて詩吟と共演したピアニストに「音楽に対する姿勢が変わった」と言わしめたことを始め、上演後、聴衆から多くの好意的な反応があった。
- 子ども番組『アンパンマン・・』に出演した子どもたちは、その後詩吟や剣舞に興味を持つきっかけとなった。初めて吟剣詩舞にふれた観客は「有料公演にしたほうがいい」「他の人も誘えばよかった」と普及の効果を上げた。
- 大会へ向けての練習を進め、上演後好意的な反応をいただく中で、会員の志気が大いに高まった。
今後の課題と問題点
- 今回、コロナ禍で多くの制限の下で上演せざるを得なかった。早い機会に、原案通りのプログラムを上演したい。
- いいものを上演しようとすれば、多大の費用がかかる。自己資金だけでの上演は難しい。