笠岡諸島の映像制作とオリジナル曲でライブを開催
団体名:高梁川流域音楽会奏KANADE実行委員会
代表者:山本亜美 所在地:総社市 設立年:2019年 メンバー数:6名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
代表者:山本亜美 所在地:総社市 設立年:2019年 メンバー数:6名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
活動の目的
高梁川流域(笠岡諸島からスタート)の景色や人、暮らしぶり(自然との共生、支えあう暮らし)の映像や、その地域に口伝などで伝わる音頭やうたを記録編集し、各地のコンサート会場とオンラインで配信する活動を続け、地域と都市を音楽でつなげる一助としたい。
活動の内容及び経過
笠岡諸島の映像をバックに流し、備中「聞き書き」作品の話し手の言葉を抜粋して、オリジナル演奏(コントラバス:沢田譲治、二十五絃箏:山本亜美)をバックに朗読(桑鶴麻紀子)、その後笠岡諸島のオリジナル曲を歌う(おおたか静流)ライブを東京のライブハウスで対面とオンラインで開催した。3月には高島、白石島、真鍋島、北木島、六島をめぐり、お世話になった方々にお礼と、島の人に口伝などで歌い継がれ途絶えつつある島に残るうたを教えていただきに訪れた。
活動の成果・効果
ライブを対面とオンラインで開催することで、島への興味を持つ方が増えた。また、「聞き書き」とのコラボにより、島の暮らしがより鮮明に表現することができた。そこから、島に残るうたを伝え残す活動へと進展している。島の方々との交流も深まり、より島が好きになり、関係人口を生み出す一助となる。
今後の課題と問題点
感染症により、島へ行くことが困難である。
島に関わらず、高齢化により地域に残る祭りや伝統文化が失われつつあり、今記録していないと無くなってしまう。住んでいる人には、その危機感が薄く、外からの視点が必要である。