ぬかの井戸端(イドノウエ、ぬかるみ商店、戸田書院)

団体名:ぬか つくるとこ
代表者:中野厚志 所在地:早島町 設立年:2013年 メンバー数:5名
助成年度:2021年度 教育文化活動助成
  • 「イドノウエ」
  • 「戸田書院」店主戸田さんと高校生
  • 「ぬかるみ商店」
  • トークイベントの様子

活動の目的

「井戸端」とは昔、地域のコミュニティースペースとしての交流の場所だった。「ぬかの井戸端」では、3つのスペースを立ち上げ、地域の人たちに垣根や敷居の高さを感じず接してもらい、日常生活の中でちょっとした楽しみや潤いを感じてもらいながら、「ぬかつくるとこ」を知ってもらい様々な人と繋がっていく事を目的としている。

活動の内容及び経過

7月18日(日)に3つの小さなお店「イドノウエ」(半野外、極小のアートギャラリー)、「戸田書院」(戸田雅夫さんが店主の古本店)、「ぬかるみ商店」(雑多な工作物が並ぶ移動式の小さな屋台)をオープンさせた。「イドノウエ」では石原麻紀個展「あやちゃん」を展示し、京都の本屋「ホホホ座」の出店、トークイベントを行った。イベントでは、4名の高校生に探究活動の一環としてボランティアを体験してもらっている。秋頃に展示企画、アーティストトークイベントを予定していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い延期を決定。2022年度へ企画延長としている。

活動の成果・効果

7月18日のイベントには、200名近くの来場者に来て頂いた。その中には山陽新聞に取り上げて頂いた「戸田書院」開業の記事を見て、戸田雅夫さんの小学校の同級生が50年以上ぶりに胡蝶蘭を持ってお祝いに来られたりもしている。小さなお店ではあるが、3つそれぞれのお店で、多くの繋がりを感じることができたイベントとなった。また、半野外でちょっと立ち寄れる特性によって、コロナ化であっても、何かしら繋がることができるスペースになり得ると確信できたものとなった。

今後の課題と問題点

「イドノウエ」「戸田書院」「ぬかるみ商店」3つのお店で共通して課題となっているのが、地域の中での定着度。「ぬかるみ商店」については、月末不定期としているため、いつ出逢えるかが不明瞭となっているのが現状である。そして、より定着度を高くするための仕掛けも必要だと考えている。

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